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映画『フロントライン』公開

2020年2月、豪華客船ダイヤモンド・プリンセスで日本初の新型コロナウイルスの集団感染が発生。当時、日本にはウイルス災害専門の機関は存在せず、船内の救命活動に駆り出されたのは、災害派遣医療チーム[DMAT(ディーマット)]だった。彼らは地震や洪水の災害スペシャリストではあったが、未知のウイルスに対応する経験を持たなかった彼らに世界中から批判の声が集まり始める…
全世界がパンデミックを経験し、日常を取り戻した今、この船で起きた出来事を果たしてどれだけの人が知っているのかー。

横浜港で実際に起きた実話を基に、未知のウイルスに最前線で立ち向かった医師や看護師たちの闘いをオリジナル脚本で描いた映画『フロントライン』が、2025年6月13日より全国の劇場で公開します。

対策本部で指揮をとるDMAT指揮官・結城英晴を小栗旬、厚生労働省の役人・立松信貴を松坂桃李、現場で対応にあたるDMAT隊員・真田春人を池松壮亮、DMATの医師・仙道行義を窪塚洋介が演じ、森七菜、桜井ユキ、美村里江、吹越満、光石研、滝藤賢一が共演。
数々の医療テレビドラマを手掛けてきた増本淳プロデューサーが綿密な取材を元に書きあげた脚本を、この度関根光才が監督し、映像化させて頂きました。
日本初、ラージフォーマットカメラALEXA65で撮影された長編映画、ぜひ劇場にてご覧ください。

Daido Moriyama: Daido Slide

写真家・森山大道氏が、1999年にサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)で上映した140点のスライドポジフィルムを、一冊の写真集に封じ込めた写真集「DAIDO SLIDE」…いわば、“森山大道ベスト版”の出版に際し、この140点のスライドポジフィルムを映像化しました。
9分46秒の濃密な映像に封じ込められた森山大道の写真世界、ぜひご覧ください。

造本家・町口覚氏によるこの写真集は「bookshop M」にて購入可能となっております。

Official webshop:
bookshopm.base.ec

映画『フロントライン』

映画『フロントライン』が情報解禁になりました。
6月13日公開。

「最前線で守るべきは、この国か、目の前にある命か。」

【出演】

小栗旬

松坂桃李 池松壮亮

森七菜 桜井ユキ

美村里江 吹越満 光石研 滝藤賢一

窪塚洋介

【企画・脚本・プロデュース】増本淳

【監督】関根光才

ONCE – a film for YUIMA NAKAZATO exhibition

2025年2月3日より開催されている「YUIMA NAKAZATO展 – 砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか」に寄せて、北アフリカのサハラ砂漠で関根が撮影した特別映像を上映します。ドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」以来の中里唯馬氏とのコラボレーションは、かつて海だった白い砂漠、海中の生命が化石となり堆積した、まるで別の惑星を思わせるような大地で、最新コレクション〈FADE〉と共に4分40秒の映像詩を展開する作品となりました。

YUIMA NAKAZATOのコレクションアーカイブを含めた作品群をリアルで見ることができる貴重な機会となった展覧会とあわせて、ぜひご覧ください。

2025年2月3日-2月16日
東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52F)にて

Costume by YUIMA NAKAZATO

Performed by YUTO EBIHARA
Music by SENJAN JANSEN
Based on the score by RYUICHI SAKAMOTO
Editor SAKURA SEYA
Colorist JAMES CLAYTON DANIELS

A Film by KOSAI SEKINE

長編劇映画『かくしごと』

長編劇映画の脚本・監督作品としては、2作目となる映画『かくしごと』が公開になります。
この映画は、北國浩二さんの小説「嘘」を原作にしたヒューマンドラマ・ミステリの映画です。

とある女性が、認知症になってしまった父に会うために山の中の町に帰省したところ、ひとりの少年と遭遇したところから始まるこの物語は、実際に認知症や児童虐待といった社会的イシューを下敷きにしているものの、世代や性別を超えて観ることができるヒューマンドラマ&ミステリ映画となっていると思います。

主演に、俳優・モデルとして多才な活躍を見せている杏さんを迎え、父親役には名優・奥田瑛二さん、少年役にはイノセントな輝きを放つ中須翔真さんと、素晴らしいメインキャストに恵まれました。
そして、佐津川愛美さん、酒向芳さん、木竜麻生さん、河井青葉さん、和田聰宏さん、丸山智己さんに加えて、安藤政信さんなど、奇跡的な俳優のみなさんが集結してくれています。

音楽は、LA在住の新進気鋭のアーティスト、Aska Matsumiyaさん。
そして主題歌には、オルタナティブロックバンドの羊文学さんによる「tears」が、寄り添うような優しい光を放ってくれています。

2024年6月7日から、東京は新宿テアトル、TOHOシネマズ日比谷などをはじめとして、全国で順次公開します。
ぜひ、劇場でご覧ください。

Official Website:
happinet-phantom.com/kakushigoto/

『燃えるドレスを紡いで』ケニアのローカル支援にご寄付を頂いた皆さまへ

ドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』をご覧になった皆さま、そして東京での数度に渡る舞台挨拶の折に、現地ガイドのTullu Galfure氏の学資とケニア・マルサビットの大干ばつが続く砂漠に住む民族への生活支援にご寄付を頂いた皆さんに、ご報告があります。
数回に渡る募金活動で、合計305,175円が集まりました。
本当にありがとうございます。
合計259,772ケニアシリング(2024年4月頭レートでの換算)をTullu氏に全額届け、半額をマルサビットの村人に、半額をTullu氏の学資に充てることができました。

映画の中で、村の女性が呟いていた言葉がずっと心に残っていました。
「たくさんの外国人が村に来たけれど、結局彼らは何のアクションも起こしてくれなかった」
その状況に少しでも何かをできればと思っていました。もちろんこの資金で大きく物事が変わるわけではありませんが、「教育と生活インフラ」という状況改善に少しでも寄与することができたのは、皆さんの温かいご支援のお陰です。本当に、本当にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

関根光才

(以下は、Tullu氏からのメッセージです)

日本の皆さま、コウサイさんのご友人の方々、私の学資と(マルサビット郡の)砂漠に住むレンディル族の住民の生活支援に多大なご寄付を頂き、本当に感謝しています。この支援なくしては私は学業を続けられませんでした。寄付をしてくださった皆さんの、他者を助け、ゴールに向かわせてくれる寛容さは、この現地のコミュニティの人々にとって、私にとって感動的なものでした。
村人たちのグループは、129,000ケニアシリングを受け取りました。彼らは、チームの皆さん、日本の皆さんの寄与に強く感謝すると共に、砂漠で出会ったコウサイさんが私たちが直面している困難な状況を届け、こうして実際に援助してくださったことに感謝しています。コミュニティの人々は非常に喜んでいて、この資金はありとあらゆる用途において役立てられると言っています。現地のヤギと羊を仕入れ、それを取引することでより資金を得られるようにしたいと言っています。
この援助資金を募ってくださり、私たちを励ましてくださったあなたの友人たちに、今一度感謝を申し上げます。素晴らしいことです。優しいみなさんの心に感謝を込めて。

トゥル・ガルファ

ドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』

ファッション産業が環境破壊要因の第2位を担っているとして批判され始め、約10年が経ちましたが、世界ではより多くの衣類が生み出されるようになりました。その大量の中古服がグローバル・サウス諸国に「輸入」という形をとって押し付けられ、大量のゴミと化している現代。
パリ・オートクチュールコレクションで活躍する唯一の日本人デザイナー、「YUIMA NAKAZATO」率いる中里唯馬氏と、この<衣服のゴミ>問題の中心地のひとつであるアフリカ・ケニアを訪れ、衣類の最終地点を目撃し、それを踏まえてどう<衣服の未来>を考えるか、パリコレクションという舞台で表現するか…という彼の情熱と苦悩、使命感に駆られたクリエーションを、ケニア・東京・パリという地点を巡る旅の中で追いかけたドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』が完成しました。
本作は2023年3月16日より新宿K’s Cinema、渋谷シネクイントを皮切りに全国順次公開となります。
ぜひ劇場で、私たちの体にいまこの瞬間にも触れている<服>という存在について、思いを馳せてみてください。

『燃えるドレスを紡いで』

関東:
K’s Cinema(東京・新宿) 3月16日〜
シネクイント(東京・渋谷) 3月16日〜

北陸/甲信越:
シネモンド(石川) 近日公開予定

関西:
第七藝術劇場(大阪) 4月13日〜
京都シネマ(京都) 4月12日〜

九州/沖縄:
KBCシネマ(福岡) 近日公開予定
シネマ5 / シネマ5 bis(大分) 4月13日〜
桜坂劇場(沖縄) 4月6〜19日

Official Trailer (YouTube):
youtu.be

ELAIZA『わたしたち』MV

ELAIZAのアーティストネームで活躍する池田エライザさんの新曲『わたしたち』のミュージックビデオの監督と、ジャケット写真の撮影を担当しました。ELAIZAさんのピュアな想いと歌声に応えられるように、シンプルでナチュラルな、ヒューマンメイド感溢れるビデオを制作しました。ぜひ楽しんでください。

Official YouTube:
youtu.be

パネルディスカッション「難民、移民がみる世界」

いま京都で開催されているKyotographieにて、難民のひとびとの経験についての詩を朗読する短編映像作品『リスト:彼らが手にしていたもの』が京都UPLINKにて上映されていますが、関根光才が当展覧会のパネルディスカッションにも参加することになりました。

こちらは、アフリカからヨーロッパへと移動する難民の経験とその後を写したジャーナリスト・写真家のセザール・デズフリの展示「Passengers 越境者」関連イベントとして、国際移住機関(IOM)の駐日代表・望月大平氏と、関根光才とで開かせて頂くトークイベントです。ご興味ある方、ご都合つく方はぜひご参加ください。

パネルディスカッション「難民、移民がみる世界」
5月13日 13:00-14:00
京都府京都市中京区百足屋町379 くろちく天正館2F
参加費 無料

More information:
kyotographie.jp/

‘What They Took With Them: A List’ in KYOTOGRAPHIE

2023年、4月15日から5月14日まで開催されている「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」にて、昨年、国連UNHCRとの共同で制作させて頂いた『リスト:彼らが手にしていたもの』(What They Took With Them: a List)の映像展示が始まりました。
詩人Jenifer Toksvig氏の詩を10名の俳優・アーティストの方々が朗読するこの作品は、難民となった人々がわずかな時間で住処を離れ避難することを余儀なくされた時、手にしていたものが何だったのかを知ることにより、その逼迫した瞬間と人生に思いをよせるものです。
難民をドキュメントしたCesar Dezfuli氏の写真シリーズ「Passengers 越境者」の関連展示として、京都の映画館UPLINKのギャラリースペースにて毎時00分/30分に無料にて上映しています。どうぞご覧ください。

また、5月13日(土)13時からは、国際移住機関(IOM)駐日代表の望月大平氏と関根光才によるパネルディスカッションが予定されています。詳細は後日KYOTOGRAPHIEウェブサイトで発表になりますので、万障お繰り合わせの上ぜひご参加ください。

Official Website:
kyotographie.jp/

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